ホストにはTwitterスペースで求められる役割があります。
それは、「スペースを開き、スペースを保ち、スペースを閉じる」ということです。
参加者の居心地が良くなるスペースの開き方についてご紹介します。
筆者はSNS利用歴17年以上でTwitter・スペースを正式リリース前から使い続けています。
小ワザやマネタイズ方法等、独自視点でリアル情報を数多く発信中です。
ホストに求められる役割
スペース作成者をホストと呼びます。
スペースはホストが開き、ホストがその場を仕切ります。
Twitterスペースのホストは誰でもできます。(ただし、鍵アカウント(通称:鍵垢)でスペースは開けない)
※鍵垢でもホストになる裏技も存在します
今は制限がありませんが、スペースリリース直後は限られたアカウントにしかホスト権限が無かったのです。
ホストの役割は、「スペースを開き、スペースを保ち、スペースを閉じる」ということです。
基本的にスペース内ではホストの権限によってコミュニケーションが図られますのでホストとなった場合は、ある程度の進行(ファシリテーション)が必要です。
中には共同ホストやスピーカーの力を借りて、その場を保っていただくことも可能です。
私も数回ホストの方から事前に「進行役」を依頼されたことがあります。
Twitterスペース上での具体的な回し方を紹介します。
ホストの具体的な回し方
具体的なホストの回し方について列挙します。
大事な点は補足説明もしているので詳細項目をご覧ください。
・スピーカーの話を聞く(うなづき・オウム返し・要約・共感)
・会話のリズム(息継ぎや抑揚)
・他のスピーカーへ話題を振る
・発言量を均等にするよう心がける(一人だけがしゃべり続けない)※ひとり語りなら良し
・リスナーの興味関心にも意識を向ける
・基本的なスペースの機能を使いこなす
・参加者の円滑なコミュニケーションを促す
・不用意にスピーカー申請を承認しない
・必要に応じて注意や退出処理をする
・リスナーがスピーカーになりやすい配慮(スピーカーは勇気が必要・指名する)
・同じ話題のループ
・無言を避ける(BGMも効果的)
・先に注意書きを作っておく(話は端的に話すこと等)
・価値観の多様性を認め「決めつけ」を避ける
・スペースに入る前から話題がわかるようにしておく
・「ながら聴き」していることへの配慮
・絵文字スタンプの使い方を解説(記事を貼り付け)
スピーカーの話を聞く(うなづきオウム返し要約共感)
スピーカーが話している時は話しっかり聴いてリアクションをしましょう。自分が何かをやりながら聞いている場合は上の空になりがちなので注意が必要です。
会話のリズム(息継ぎや抑揚)
自分もスピーカーも一人で一方的に話し込まないように注意が必要です。特に相手の表情が見えないスペースでは自分が話過ぎているということに気付きにくいです。
スペースでは一人でずっとしゃべり続ける方が多くいらっしゃいます。
他のスピーカーへ話題を振る
ひとりで話続けている人の話を聞くのはリスナーも他のスピーカーも退屈になりがちなので、勇気をもってホストがその話を遮って、他の方へ話題を振る行為も必要です。
ホストが一人で話続けている場合は、基本的にホストの主催するスペースなので特段の問題は無いです。(そのうち人が寄り付きにくくなります)
リスナーの興味関心にも意識を向ける
リスナーのリアクションに応じて話の話題を変えるというのもホストのできる技です。一人で判断するだけではなくスピーカーとともに話題を考えると一体感が醸成されます。
基本的なスペースの機能を使いこなす
そもそもですが、ホスト初心者にありがちなこととして、基本的なホスト機能の理解が無いので、スピーカー承認等が送れる場合があります。
最低限、スピーカーの承認と招待と強制退出機能等は理解しておきましょう。(当ブログ参考)
参加者の円滑なコミュニケーションを促す
スペースでは価値観の違う人の集まりからしばしば言い争い等があります。
大人の会話を心がけ、お互いが気分を害さないよう共感しあってコミュニケーションを図りましょう。
結果的に、常に中立の立場をとるホストは板挟み状態になって、気持ちに余裕がなくなることもあります。
不用意にスピーカー申請を承認しない
ある程度人気のスペースになってくると正体不明のアカウントもリスナーとしてやってきます。プロフィール欄やアイコン画像等から怪しさがある場合には不用意にスピーカー申請を承認し無いようにしましょう。
良く泥酔状態の人や悪意のある人が入ってきて「スペース事故」になることもあります。
必要に応じて注意や退出処理をする
怪しいアカウント等が入ってきた際には躊躇なく退出処理するのも一つの手段です。
ホストの権限だけで強制退出にすると恨みを買う可能性もあるので敢えて共同ホストを2名立てておいて誰が退出させたかわからないようにする方法も得策です。
リスナーがスピーカーになりやすい配慮(スピーカーは勇気が必要指名する)
リスナーが大勢いるスペース等で発言するのは勇気が必要になります。
スピーカーになりたい人の背中を押すことで、会話する機会が提供できるので双方にとってプラスになります。
「自分も初めて話したときに緊張した」等という共感を織り交ぜることでスピーカーに上がってきやすくなります。
同じ話題のループ
長時間のスペースになってくると話題のループが起こりますが、初めから聞いているリスナーにとっては、くどい印象も与えます。
もし新たな参加者に説明する時には、ダイジェストで説明するかツイート欄等で簡単なメモを貼り付けておくと後から参加したリスナーでもスペースの概要が理解できます。
私は、ブログとスペースを連携させてブログをリアルタイムで更新しながらスペースをしたこともあります。
無言を避ける(BGMも効果的)
話のテンポによっては、無言になってしまうこともあります。
気心の知れたメンバーで話す時には無言も気にならないのですが、大勢の参加者がいるスペースではテンポを気にしてしまうこともあります。
相手はそんなに気にしていないので無言になってもかまわないのですが、その空間を解消するためにはBGMを流しながらスペースをすると心地が良いです。
音楽はポップミュージック等ではなく、小鳥のさえずりやハワイヤン・ジャズ等が人気です。
先に注意書きを作っておく(話は端的に話すこと等)
ツイートの共有機能を活用して、事前に注意書き等を貼り付けておくとリスナーでも話題についていきやすいので便利です。
ツイートの共有方法については当ブログの別記事をご参照ください。
価値観の多様性を認め「決めつけ」を避ける
ホストの留意点として、参加者には多様な価値観があるということを理解することです。
自分の価値観だけで決めつけてしまうと衝突がうまれてしまうため、参加者が心地よくコミュニケーションできるよう心掛けることがポイントです。
スペースに入る前から話題がわかるようにしておく
スペースに入る前段階で見れる情報として、スペースのタイトルは参加する前から見えます。
よって、タイトルを見て参加してくるリスナーもいるので、限られた時数の中でわかりやすいタイトルをつけると効果的です。
「ながら聴き」していることへの配慮
リスナーやスピーカーの方々には、他の作業をやりながらBGMとしてスペースを聞いている方もいらっしゃいます。
そのような背景を理解した上で強制するのではなく、リラックスできるスペースを作ってみましょう。
絵文字スタンプの使い方を解説(記事を貼り付け)
リスナーでも絵文字スタンプのリアクションで会話に参加することができます。
絵文字スタンプの使い方がわからないリスナーもいるので、絵文字の使い方を解説したブログ記事などをツイートに貼り付けて会話を楽しんでみてください。
以前、私のブログ記事を事前にリツイートした上でスペースに望まれていた方は、一体感のあるスペースを開催されていました。
ホストのやりがちな失敗
・基本的な操作がわからずスピーカー承認ができない
・寝落ち
・気を遣いすぎてスペースが閉じれない
・リスナーをイジリ過ぎる
・酒に酔いすぎて酩酊状態
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